第2稿目
毎年5月終わりくらいからキスを中心にチヌやらガガネ(カサゴ)やら色々
狙いに行くのだが特にキスとチヌ、キビレ釣りは楽しい。
何が楽しいかは、まずポイントを探して回ること。地図や航空写真や
グーグルマップや過去に寄った場所などを回って投げまわる。
環境も様々で砂浜もあれば砂泥、ゴロタ石、砂利など様々。違う環境で
どう釣り上げるか考えるのも楽しい。七月から九月くらいはとにかく暑い!
仕事やその他の関係上朝マズメは釣りしないので出ていき始めるのは
午前10時くらいから。
で石ゴカイや氷、昼飯、ドリンクを10年位前にコーナンで買った15ℓの安物の
クーラーボックスに入れ、汚れ作業用のジーパンを履き、黒の長靴を履き、
Tシャツで腕に腕あて?をはめ頭にタオルを被って釣りに行く。
ちなみに親父は昔から上下作業服で釣りに行く。
今風のおしゃれな恰好なんかしない。釣ってリリースとかほぼ考えない。
小さいとか危険魚は別だが、まず家で食べるというのが前提で釣りに行く。
ちょっと考えがおかしくて大勢人のいるところには絶対釣りに行かない。
人のいない自分だけがゆっくりと釣りができる場所に行く。
家のすぐそばに大きな河川がありその口で釣ったり口から突堤が出ているので
そこで釣ったりもするが突堤はあほみたいにルアーを投げまくっている奴らが
多いので晴れてる日はいかない。むしろ曇っていて時化っていて突堤のコンクリが
ばっさ―と波を被っているときに釣りに行く。
ビビって誰も来ないから釣りし放題である。風も吹いているからルアー投げる
奴らは来ないしね。
風が吹いていても時化っていても雨が降っていても魚は海の中にいる。
そんな状況でもどうやって釣り上げるか、これを考えてやるのも楽しい。
命なくなるかもしれんけどね。