第6稿目
現在 サッカークラブのスタッフとして中学生を教えているが正直
教えるのを辞めたいと思っている。
一つは年齢的なものもある。しかしそれより別な理由として
今のポゼッションサッカーの指導を十分教えることができないし
また子供の質が変わってきて子供たちの方が自分より多くの
知識を持っているためである。
また口頭でいうのもあまり上手じゃない。
自分は24歳からサッカーの指導というものをやってきたがもちろん
勉強はしてきたがどちらかと言えば経験則を元に教えてしまうことが
ほとんどだった。
ましてや自分は小学生(少年団)を主に教えてきたので中学生というのは
今のクラブチームまで経験がほとんどなかった。
現在主に教えているスタッフは自分が少年団でサッカーをやっていた時の
隣町の少年団でサッカーをやっていたいわば幼馴染ではないが幼少期からの
知りあいである。
この知りあいスタッフは小中高大社会人とそれぞれで活躍し、ここでは
書かないが全国のだれもが知る高校で指導をし、全国にも連れていき
今もサッカーの各方面に太いパイプを持っている。
この知りあいスタッフが来てから正直自分の存在というものが
チームからはかなり薄れてきている。かといってこの知りあいを
ねたんでいるわけでもない。ただこちらの言ったことをよくひっくり
返して選手たちに言うことがあるのでその時はものすごーく落ち込む。
まあ愚痴みたいになってしまいなかなか辞められないのは分かっている。